葬儀のお参りなどで使用する御数珠。
社会人として、一つは持っておきたいものですが、頻繁に使用する機会はありません。
葬儀に参列したら糸が切れたというお話は良く耳にしますし、実際目の前で見ることも少なくありません。
これらはお手入れ次第で回避できるので、1~2年に一度は点検するように心がけると違ってきます。
箇所ごとにお手入れが違います
大きく分けると、珠(玉)・房・糸の3つです。
房はしわが寄った程度ならば、水で濡らしてくしを通したあと、しばらくフックなどに吊り下げておきます。
1時間もすればちゃんと乾いてしわもまっすぐ綺麗になりますよ。
色が抜けてたり、房が取れたりすると、交換が必要になります。
糸は使用頻度や経年劣化などで切れる時期は変わります。
例えば、2年ごとに交換するような決まり事を作ってお手入れするのがいいです。
珠のお手入れ
難しいお手入れが必要なものはないです。材質ごとに気をつけていただきたいことがあるくらいです。
木や木の実の場合:汚れたときに拭き取るくらいでいいです。頑固な汚れでなければ乾いた布で。
天然石の場合:これも汚れたら拭き取る程度です。石によっては水洗いはご法度の場合があります。
希少な石の場合:個別に違いますのでお気をつけください。
真珠:手の油や汗に弱いので、使用の度に拭き取ります。キズもよくないので専用のポーチがあれば尚いいです。
琥珀:非常に脆いので、これも専用のポーチにいれましょう。汚れは拭き取る程度でいいです。
珊瑚:水洗いもできますが洗剤の使用はしない方がいいです。キズにも気をつけましょう。
保管方法
材質問わず昔からある数珠入れやポーチ、専用の箱で保管するのがいいですが、なければハンカチで包むのも手です。
ただし、ハンカチに包んでポケットやバッグに入れっぱなしにすると、糸が切れる事がありますのでご注意を。
如何でしたでしょうか。
皆さんのお役にたてれば幸いです。